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最強の暇つぶし、就活

背後から近づいてくる、就活の足音。受験の時と同じ、むしろそれ以上に、恐怖とワクワクが込み上げてくる。

あぁ…。今が、人生で一番楽しい!

皆さんお久しぶりです。京大ボート部、2回生漕手の林倖生です。選考期間ですが膝を痛めておりましてブログを書く時間が余裕であります。怪我が多すぎて漕手を名乗っていいのか自分でも疑問に思っています。昔とは違いできる練習はしているので許してください。

今回はいつも通り近況と、ボート部、最後にメインテーマの就活について、の3本立てで話そうかなと思います。

 

まず近況
最近俺の生活の8割を占めている怪我のことについて話しておきたいです。
結論から言うと、ただ弱いです。メンタル的にとかじゃなくて、いやメンタルも比較的弱いけど、フィジカルがゴミです。怪我の変遷からざっくり話しておくと、2025年3月から右肋骨を痛め、6月ごろに先輩たちの話を踏まえスウィープを断念。スカルをメインにすることにしました。そこからリハビリメニューを痛みと格闘しながら超スローペースで行い、11月にはダブルで大蔵と秋季に出ました。その頃からセットという概念がやっとできるようになってきたのですが、セットで足が使えるようになったぶん内股気味であることが悪さをし、内転筋から膝裏にかけて両膝で痛みが出るようになりました。あとフィンガーターン下手すぎて右手首腱鞘炎になりました(リハビリして回復済み)。そこから冬季はシングルを漕いだり船津さんとダブルを漕いだりしました。2月に入ってから、右肩の僧帽筋と肩甲骨の付け根が痛み始め、これと右肋骨の痛みの原因が右肩が上がりがちであることが判明しました。右肩が上がってしまっているせいで右肩がロックされてしまい、普通なら体全体に分散される負荷が右肩周り全体だけで受け止めてしまっていたようです。
まとめると、現在私は右肩周り両膝爆弾を抱えています。パワプロなら絶対に練習したくない状況ですね。しかもこれ、痛みの原因がそれぞれ右肩上がりがち内股気味であることだということが分かったの最近なんですよ。わかった時には体はすでにボロボロになってたので手遅れですね。出力を上げると痛み、無視してると日常生活にも影響が出てきます。(今は膝が日常生活に影響を与えていますね、歩いてるだけでたまに膝がカクッとなります)
ここで分かった教訓は、「体が痛むとき、必ずどこかにフォームの崩れがある」ということです。私としては肋骨の痛みは何が原因か全然心当たりがなかったので、右肩が上がりがちでその痛みが出るということに気づいた時は目から鱗でした。医者もここの筋肉が硬くてこの痛みが出ているということは言ってくれますが、ボートのこのフォームのここが原因で君は痛みが出ているんだよ、とは言ってくれません。診察室にエルゴがあれば…。私の場合、AIに「ここに痛みが出た」という情報とエルゴのフォームの動画を送って、それを分析させたら、色々な案を出してくれたので、一個ずつ検証していって気づくことができました。

 

続けてボート部の話をしましょうか。
ここまでの話を聞いてお気付きでしょうが、林倖生は満身創痍です。この四字熟語を自分を形容する言葉として使う日がくるとは思っていませんでした。人生で自分のこと満身創痍って認めることってなかなかないですよ。これを書いてる時は原因不明の頭痛(多分ホコリ・ハウスダストアレルギー)にも襲われているので、体調的に結構しんどいです。

でも今、というか最近ずっと、ボート部が楽しいです。
私の今の支えとなっているのは、人間関係です。私の普段のエッセン部屋での過ごし方とか見てる人はこいつ何言ってんだって思うかもしれないですが、たまに話したり遊んでくれる仲間がいるって私にはすごい嬉しいことなんですよ。もともと複数人での雑談は自分が話したくなりすぎてそれを抑えるのに必死で苦手なので基本一人で作業してるのが楽なのですが、たまーにおしゃべりすると、会話って楽しいなってなります。今くらいのバランスがちょうどいいですね。
自分の彼女と自分と私の3人で飲みに行こ、と誘ってくる黒澤(※私とやつの彼女に面識はない)、カタン仲間の柳川深谷、コーヒー仲間の大蔵に車で一緒に熱唱してくれる人たちなど、みんな優しくてあったけぇです。フォームを教えてくださった小河コーチ、奥田コーチに船津さんら先輩方。本当に感謝しています。皆さんのおかげでなんとかボート続けられています。ブログ読んでくれた一回生のみんな。忘れなさい。全て記憶から抹消しなさい。

最近はボートに乗ることもできない日が続いて、復帰して膝や肩が痛むを繰り返す度に、復帰する意味はあるのか、体づくりを続ける意味はあるのか、と悩み続けています。しかし、同期たちから失った信頼を取り戻すためにも、できる限りのトレーニングをするしかない、とひとまずは思い続けて頑張っています。林の練習がしょぼいと思っている人、不快にさせてしまってごめんなさい。両膝と右肩が痛まない毎日やれるメニューがコアトレとストレッチしか思いつかないんです。リハビリメニューをもとにできる練習をやっていくつもりでいますので、いいメニューがあったら教えて欲しいです。(ちなみに前バイクやったら膝悪化しました。なにやればいいんですかこれ。)




ボート部が今日も楽しいって話はできたので、メインテーマの就活について話しましょうか。
工学部物理工学科機械システム学コースの私は普通に考えたら院に行くんですが(9割は院進)、私は2つの理由で学部卒で就職しようと考えています。(就活用に頑張って言語化してみますが、実際に就活で使うにはもうちょい洗練しないとおそらくまずいです。)
1つ目の理由としては、近年急激に変化していく社会の中で、できる限り早く社会に参画したいからです。私の今年2026年の目標であるAI(詳しくは後で触れます)が台頭してはや2年、社会の変化のスピードは目に見えて速くなってしまいました。今まで複数人で開発する必要があった事業もAIを活用することによりごく少人数、ないしは一人で運用することが可能になり、シリコンバレーでは個人で起業した実業家が近年急増しているようです。院に2年行くことで得られる専門性と経験よりも、就職して激動する社会の中で変化に振り回されながら積む社会経験の方が今後の私に与える影響が遥かに大きいだろうと考え、院よりも就職を優先すべきだと考えました。
2つ目の理由としては、院を自分の将来関わりたい分野の専門性を高める場所として活用したいからです。就職してからでも大学院に行くことは可能で、その場合自分の取り組んでいる事業の課題を限られた時間で解決するために院に行くことになります。このまま学部から地続きで院に行く場合とは成果物に雲泥の差ができることは明白です。どうせ院に行くなら、より良いものを生み出せる就職後に行こうと思います。

これが院に行かない理由なんですが、文章を見ての通り、活き活きとしてますよね。なにが言いたいかと言いますと、私、シナリオを作るのが大好きなんです。筋の通ってそうなストーリーを組み立てる時が一番ワクワクしますね。(ちなみに院に行かないのは本当ですよ。)

このことに気づいたのは半年前くらいで、友人2人と共に共通の友人の誕生日プレゼントとしてインディーゲームを作ろう、という話が上がったのがきっかけでした。めちゃくちゃ壮大なゲームになってしまったせいでいまだに制作途中なのですが、そのゲームの設定をみんなで話し合って決めるのが本当に楽しくって。私はその話し合いで、(私含め)みんなで出したアイデアがうまく論理的に繋がるように、おおまかなストーリーを作る役という立ち位置で参加していたのですが、ふわふわとした「面白そう!」ってだけのアイデアたちを実際のストーリーに落とし込む作業は思っていた数倍も難しく、しかしロジックがバチっと決まった時の快感は凄まじいものでした。


その後もシナリオを考えていったのですが、そもそものアイデアたちの方が出なくなってきて、行き詰まりを感じる時が多々ありました。ある時、一度これをGeminiに投げてみよう、と思い立って、今まで考えていたストーリーをあらかた伝えたのです。すると、Geminiは的外れな案も含めたくさんのアイデアを出してくれました。そのままでは使えないものも多かったのですが、私の得意分野である「アイデアを論理的に繋がるように加工して落とし込む」ことをしてみたところ、今までのストーリーで納得できていなかった箇所が相当数解決しました。ここで、「私のスキルはAIと相性がいい」ことに気がつきました。

2025年最大の気付きは、「2026年はAIを使い倒す年にする」という目標に繋がりました。まずAIの有名どころであるGemini、Chat GPT、Claudeを全て使い、AIの仕組みや特性も調べ上げ、なにができてなにが苦手でどのように活用するのが一番パフォーマンスが上がるのかを研究しました。今や私のGeminiには、私のスキル、過去の制作実績、将来目指すべき姿を全て読み込んだ私の右腕Gemがおり、進路相談や新しいプロジェクトの案だしなど幅広い内容を相談しています。それだけではなく、AIは私が不満に思ったことを改善するアイデアをたくさん出し、私はそのアイデアが一番活きる形を考えそれを提案するというループで、いくつかプロジェクトを立ち上げられました。

最初はインディーゲームのイラストを大量に生産することで今までのゲームとは違ったクォリティのものを作成できるのではないか、というアイデアから始まり、「ゲームにはメインストーリー、詳細なシナリオ、イラスト、プログラミング、音楽など様々な要素が必要で、今までならそれらを友人と協力したり専門家などを雇ったりする必要があったが、今なら足りない要素はAIで補えばいいのではないか?」というアイデアに拡張され、インディーゲームを作成するプラットフォームの作成プロジェクトを立ち上げました。そしてさらにそれをRPGに落とし込んだら面白いのでは?と思い、ゲームを作成していくゲームを考案し、メインストーリーをAIとブレインストーミングして決めていくというそのゲームの最初の部分を現在製作中です。

 

【現在作成中】ブレストの話題をカードに書き、ツリー状にまとめて話題を深掘りしていくアプリ「Idea Storm」

このIdea Stormの制作、めちゃくちゃに楽しいです。ここからAIのAPIを入れて、AIに期待を裏切るような発言をするよう性格を設計して、AI同士で会話させて斬新なストーリーを作れるようになる予定です。これのいいところはゲーム開発に役立てるだけでなく、日頃の新しいアイデア出しに活用できることですね。アイデアを出されて私はただでさえ楽しいのに、そのアイデア出しがさらに面白くなる。拡張性が非常にあって作ってるだけでワクワクします。前述の右腕GEMは私がそれだけじゃ満足できないと考えて、どんどん新しいアイデアを発していかないと途中でカードが画面外に移動してしまうサバイバルモードとか、カード同士がバトルする演出を加えたりとかのアイデアを提出してきたので、さらにここから面白いものができそうになってきてワクワクしています。

合宿所でめちゃくちゃ暇な時間ができるこの春休みの期間、これらの制作を進めていくことで、楽しみながら就活で話せるプロジェクトが増えていく、という夢のような好循環が生まれています。アイデアを組み合わせるという楽しいことを突き詰めてAIに出会い、AIを楽しんで使っていたらさらに楽しいプロジェクトが生まれ、楽しくプロジェクトを作っていたらアイデア組み合わせがさらに面白くなった。最高の循環です。

 

就活って言いながら世の中の就活とは全然違う話をたくさんしてしまいましたね。でも、私はこれらのプロジェクトを武器に就活を戦っていこうと思っています。皆さんは、自分のどんな武器をもとに戦っていきますか?

私が今の所目指している業界は、Physical AIの分野です。ペッパーくんみたいな人型ロボットをAIで制御するという、まだまだ発展途上な業界ですね。私はAIの新たな使い道を模索するのは大好きなので、研究がもう楽しみで仕方がないです。私のこれから作る成果物を組み込むことも可能でしょうし、人型ロボットをどのように活用するかの議論をIdea Stormを使って案を深掘りし、面白そうな使い道を提案するのも楽しそうです。

ボート部で時間が制限され、夏のインターンも満足に行けないような状況の中、就活のために限られた時間で成果物を出す。これを目標に、ボート部でできることを一歩一歩積み上げながら、プロジェクトの方も一歩一歩積み上げていきます。

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