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1cmのために

 こんにちは。2回生漕手の後藤です。最近は急に暑かったり寒かったりしますね。僕は毎朝練習の時の服をインナーにするべきか、半袖だけで行くかロースー着るかなど迷うのが朝の準備の時間が短い中で少し億劫です。とりあえず生ローで出てくる人たちはもっと考えた方がいいと思います。

 今回は約1か月後に控えている東大戦への自分の想いを書きたいと思います。

帰り道のバスで。

 東大戦について意識したのはちょうど1年前の、一個上の先輩の東大戦の観戦でした。最初は正直に言うと「なんで観戦のためだけにわざわざ戸田まで行くんだ。配信でもいいじゃないか。」と思いながら京都から戸田へ移動しました。でも実際に観戦するとそんな文句が吹き飛ぶほど自分には衝撃的でした。耳が痛くなるほどの応援、レースの迫力、レース後の悲喜こもごも。いつも騒がしいけど頼もしい先輩が本気で悔しがっているのを見たり、「来年は勝ってくれ」などといろいろな人に言われ、1年後の目標が自分の中で(おそらく同期も)決まりました。

優勝はうれしい

 次に自分の中で大きなイベントとして秋季(加古川レガッタ)がありました。新人期の集大成としてインカレや全日など大きな大会で活躍している先輩に引っ張ってもらいながら、優勝を目標にして練習しました。それに向けての練習はこれまでより一層きつく、さらに先輩たちが「勝つために何ができるか?」をずっと考えていて、それまで漫然と練習していた自分の意識が変わりました。ここで勝つことの大変さと楽しさを体感しました。こんな大変なことを東大戦では同期だけでやるのか、半年後にはできているかなと考えていました。

 その次に冬季練習です。ここで初めてこれから一緒にインカレなどに出るであろう上回生と一緒に練習して漕ぎの基礎がもろいなりにも固まった印象でした。まだへたくそな今の自分が見てもひどい漕ぎをしていた過去の自分と乗ってくださり上達へ引っ張ってくれた先輩には感謝しかありません。

 また、冬季から新歓期では自分の弱さに気づけた時期でもありました。自分は受験期などの経験から、自分が本当にやりたいことに関しては遠くの目標のために努力し続けられる自信がありました。しかし、特にフィジカル面では、近い目標がなく、忙しいもの(新歓、学校)があって、暗いし寒いその時期はやった方がいいということはわかっていても、例えばメニューで出し切れなかったりコンディショニングを怠ったりしてしまいました。結果、案の定冬季前に自分が立てたエルゴ目標は達成できませんでした。そこで自分は思ったより自分に甘いし、そのことを自覚して取り組まないと自分の予想以上の成長は望めないなと気づけて、そこからできるだけそのことを意識するようにしています。

 今これを書いているときは東大戦に向けて始動しています。今の練習の話をあまり書きすぎると東大に情報を与えることになってしまうので今回多くは書きませんが、もう一度約1年前の決意、秋季で教わった勝ちへの執念、冬季での上回生との練習の積み重ねなど、ボート部で過ごしたこの1年まるまるを忘れずに、これからの短い時間を1秒も無駄にせず練習に励みたいと思います。始動からこれまでもいろいろな人のおかげでクルーが相当成長していると思いますが、これからはより一層早く、着実に艇速を速めたいと思います。

 

いろんな人の思いを背負って6月28日、1㎝でも東大に勝つ。

応援よろしくお願いします。

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