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濃密

お世話になります、4回生の船津健吾です。前回からすぐのブログですが、今回はラストブログです。

3年半ほどボート部として活動してきましたが、正直にとても長かったです。今振り返ってもあっという間という気持ちはなく、やっとかという気持ちでいっぱいです。それはこのボート部生活が、22年間生きてきた中で最も密度の高い生活だったからです。大学入って始めたボートという競技で新たな経験や思いをたくさんして、どれだけその時に満足しようともまた新たな経験がやってくる、そんな思いを3年半ほど続けたので、これ以上ないくらい腹一杯です。毎回新しい想いがあるからこそ、来年はどうなっているかなど皆目検討もつきませんでした。僕は感情を面に出すことや人に伝えることがとても苦手なので、あまりイメージはないかもしれませんが、これほど感情が揺れ動いた経験はありません。

この京大ボート部として活動した3年半で、自分の弱さを何度も突きつけられました。みんなが日本一を目指すように、自分も同じ熱量で部活に取り組むことが出来ず、その温度差で周りと対話があまり出来なかったこともあります。ただ3回生で初めて全日本ローイング選手権に出て、みんなが戦っている舞台を経験することができて感動しました。こんな大きな舞台でみんなは戦っているのかと思い、自分も最後の一年頑張って、全国の舞台で戦える人になりたいとようやく思えた気がします。ここから人とボートを語れるようになった気もします。そこからは上手くいかないこともありましたが、ボートとの向き合い方が変わり、自分の弱い部分にも寛容になることができ、これでもいいからと一歩ずつ少しずつ積み上げていくことが出来ました。

この3年間で仲間と上手く話し合えなかった時もあります。辛いときもあまり話せなかったとも思います。ただやっぱり人と話すのは楽しいし時間が経つことも忘れさせてくれる、そしてなにか気づくこともある、だからどんなことでもいいから誰かと話すことは大事だと気付かされました。ボートに向き合えるようになった最後の1年はそれまでより話せるようになりました。だからこそ1番楽しかったし、実りのある1年にもなりました。一緒に歩んでくれた仲間には感謝しかありません。

ボート部に入ってみて、ここまでみんなが熱くなって進んでいるのを目の当たりにして、本当に尊敬しかありません。ぜひこれからも進み続けて欲しいなと思います。

しんどかった時期も多くあり、別の道を探そうかと考えた時期もあります。しかし、僕の好きなアーティストがこんなことを言ってました。
「私はしんどい時にはやめない、やり切った、満足したと思える時に次の道に進む」
この言葉を聞いて、自分も最後まで頑張ってやり切ったと言えるようになろうと思いました。苦難は多々ありながらもここまで続けてこれました。色々なことを学んだ3年半だったなと思います。1番”人生”を感じた経験でもあります。人間としてこれまでで1番成長できました。入学したときに思っていた大学生活とはまるで違う生活になりましたが、これはこれで正解だったなと思います。後ほんの少し、もうこれでやり切ったと十分思えるところまで駆け抜けていきたいと思います!




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