平素よりお世話になっております。今年度の副将を務めます、3回生漕手の江口隆真と申します。
日頃より京大ボート部に多大なるご支援をいただいているOB・OGの皆様、保護者の皆様をはじめとする関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
私は、現役部員の多くに比べて体力的に劣っています。これまでの戦績を振り返っても、決して輝かしい結果を残してきたわけではありません。1回生の秋季1st M8+、2回生の新人選対校M4+、3回生の朝日レ対校M8+のシート獲得のための選考など、数えきれないほど悔しい思いをしてきました。正直心が折れたことは一度や二度ではありません。
選考に負けた、ある寒い日。ほっとレモンを差し出して何も言わず私の隣にいてくれた同期がいました。3回生のオックスフォード盾レガッタの後、肋間筋を痛め焦る私に、待つことも時に重要であると教えてくれた同期がいました。自分が辛い時にただそばにいてくれる人、寄り添ってくれる人がいたからこそ、これまで競技を続けてくることができました。
選考に落ちた部員が何を感じ、何を必要とするのか。私はそれを誰より多く経験してきた部員の一人だと思っています。京大ボート部の日本一という目標は、対校クルーだけで成し遂げられるものではありません。対校以外の部員一人ひとりが、日本一を自分ごととして捉えられるかどうかに懸かっています。
私は今年度副将として、次の二点に取り組みます。
一、部員全員が、自分が京大ボート部を勝たせると実感できる部にすること
二、辛い時に、隣に誰かがいる部にすること
私一人にできることは限られています。ただ、これまで私が支えてもらったように、まずは目の前の一人を支えることから始め、部員の声を聞きながら形にしていきます。そのために私にできる全てを尽くす所存です。
今もリハビリの期間を過ごしています。それでも、人の頑張りに支えられてきた私だからこそ、踏ん張る姿で誰かの力になりたいと思っています。この一年間、責任を持って副将を務めます。ご協力・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。