コンテンツへスキップ

先駆者

こんにちは。3回生女子漕手の住岡です。

当番はとうの昔でしたが更新がこんなに遅くなってしまいました。すみません。

 

そろそろ4月も終わる頃…

岩永のブログにもあったようにたくさんの新入生がボート部に飛び込んできてくれました。その中でも私たち女子漕手にとって現時点で女子漕手8人という数字はとてもとても大きなもので、思わず泣いてしまうほどすごく嬉しいことでした。京大ボート部は交流のある他の関西の大学に比べると例年女子漕手の数が少ない傾向にあります。それはそれでとても楽しいし充実もしていましたが、いざ新歓が始まり女の子とたくさん話して入部を決めてくれるとやっぱりもっとボートのことを知ってほしい、入って欲しいと思ってしまい結局たくさん人がいるのはいいなぁと思ってしまっている所存です。

仲間になってもらうだけでなく一緒に頑張っていくここからが勝負なので気を抜かず頑張っていこうと思います。

 

さて、なぜ私がこのブログのタイトルを『先駆者』という言葉にしたのかについてここから話していきます。

冬季の最中、漕手もOBOGさんたちと会って話してみた方が自分たちにとっていいのではないかということがあり、私は是非行ってみたいと思いました。連絡を取り、3月のある日私は上田さんとあるOGさんに会いに行きました。その方は初めて女子で4年間漕ぎ続けた方でとてもとても魅力的で強い方でした。今からたった10年ほど前は今のように女子漕手が当たり前のように4年間漕いでるという状況ではなかったこと、その当時のボート部の雰囲気やボートの魅力を話していただきました。年が少し離れていてもボートを通して共感することがたくさんあり話していてとても楽しくこの方ともボートで繋がってるんだなと思いました。そのことにとても感動しました。

お話している中で、「あれから今も途絶えず女の子がボートを漕いでいてくれていることが嬉しい。」と言ってくださいました。その言葉を聞いた時、女子部というチームを私たちがいる間もきちんと継いでいかなければならないと思いました。女子でも男子と同じように、共に同じ場所でプレーヤーとして成長できるところは京大の部活の中で自分にとってボート部しかなかったので私はボート部を選びました。単純にボートという競技がすごくかっこよく新鮮で魅力的だった、というのはありますが。そんな風に色々な点で魅力を感じ入った部員が今までたくさんいたように、これからも魅力を感じてくれる女の子はいるはずです。その子たちがボートを漕ぎやすい環境にできるよう追い続ける身近な背中があるように、その方が切り開いてくれた道を途絶えさせるわけにはいかないな、とその時改めて思いました。

その方と話したことは私にとってはとても大きなものであり、そのような思いで新歓を迎え女子がたくさん入ってくれた一連の出来事には胸を打つものがあり、みっともないほど泣いてしまいました。

 

女子に焦点を当てた話になってしまいましたが男女問わず入ってくれた新入生たち、本当にありがとう。一緒に頑張っていきましょう!

新歓はまだ終わっていません。あと少し。

同期のみんな含め部員のみなさん走り抜けましょう。

 

 

写真は話とは全然関係ないですが先日TWILIGHT EXPRESSを見てやっぱかっこいい!!!!!となって思わず撮ったものです。電車で旅してみたいなぁ…。

3回生女子漕手   住岡真穂

タグ: