コンテンツへスキップ

1年前と今

こんにちは。二回生スタッフの上野です。
最近は朝も夜も絶え間なく暑いですが、このブログを読んでくださっている皆さんも体調に十分気をつけてください。

さて、1回生は今日から琵琶湖周航に言っています。私も1年前を思い出して懐かしく感じました。

(琵琶周に上回生スタッフとして同行している同期が撮った写真。曇り空ですが、水面に朝焼けが映えてきれいですね)

 

そこで今日は、私がボート部に入って1年経ってみて、自分のなかで変わったなと思うところを挙げてみたいと思います。

まず、「他人があまり怖くなくなった」ということです。もともと自分は人前に出ることが苦手であることに加え、他人が心の奥でどう思っているかがとても気になってしまう性格だと思います。そのため、部員の皆の前で1人で入部宣言をしたときは怖くて泣きそうだったし(今でも思い出します、でも懐かしいですね笑)こんなに多くの人とこれから一緒に過ごして、彼らの本心が気になりすぎてしんどくならないかな、ということも少し気がかりでした。しかし、今では周りに否定的な評価を受けていないか気になることは減り、それを気にせずに積極的に自分の意見を言えるようになったと思います。(全日本の遠征後に相談をした同期にもそう言われて嬉しかったです。)これは、単純に大勢の部員のと沢山の時間を過ごし、その前で話す機会がよくあったということだけでなく、みんなが優しいということがあると思います。私がスタッフ業務でやらかしても、とがめたりせず気にしないでいてくれる人、LINEで気にしないでねとメッセージをくれる人、自分の過去の失敗を持ち出してフォローしてくれる人。そういうあたたかい人たちがボート部にすごく多いからこそ、周りにどう思われるかが過度に気にならなくなったと思います。
次に、周りを巻き込んで物事を進めることを学べたということです。今まではわからないことを尋ねたり何かをお願いしたりして人の手を煩わせることが申し訳なくて自分で進めようとした結果、間違えたり、しんどくなったりすることが多かったです。しかし、部門業務をやっているときに「人を頼ることを覚えるべき」と言ってくれた上回生スタッフのNさん(ありがとうございます)や、自分で判断しきれないことを判断してくれたりより効率の良いやり方を提案してくれる人達のおかげで、相談することを迷うことが減りました。そして、自信が無い物事については周りに相談したり、場合によってはお願いした方が効率よく楽にできるということを知りました。また、スタッフだけでなく、できることがあれば何でも言ってねなどと声をかけてくれる漕手の同期や先輩のあたたかい言葉もあって、自分で全部やらないと、と気負いすぎることもなくなりました。人を頼りすぎないよう、自分でやることとのバランスも大切ですが、これを覚えたおかげでしんどく感じることが圧倒的に減りました。
最後に、こんな風に自分を分析できるようになったことです。周りと比べて自分のいいところ悪いところを抜き出せていると思うのですが、これも、色んな個性をもった多くの人がすぐ近くにいるからこそだと思います。

ここに挙げたのはいちばん変化を実感した3つのことだけですがまだまだ細かいことで変わってきていることはあるし、私個人の話になってしまいましたが、自分の変化を感じている部員も多くいると思います。ボート競技の楽しさを探求するだけでなく、自分自身の成長も実感とともに追求できる場所が京大ボート部だと思います。

タグ: