こんにちは、一限をとるか、休息をとるか、新人漕手の古鉄朋也です。
最近、朝乗艇後、エッセンを食べ、3階に上がった後、布団が僕にラグビーイングランド代表も顔負けの全力スクラムをかけてきて僕が学校に行くのを阻止してくるので困っています。
初めはゼリエースは美味しいみたいなブログを書いていたんですが、気づいたら秋季が終わっていたので、秋季のことについて書こうと思います。でもゼリエースは食べてね。 ↑ゼリー界の藤原達也ゼリエース 彼にかなうゼリーなど存在しない いや、存在してもらっては困る
先日、関西学生秋季選手権がありました。初めての本格的な大会でした。
僕は4Thフォア写楽のバウに乗っていました。
初めに京都から神戸の加古川まで電車にのって移動しましたが、遠足みたいな感じで楽しかったです。それに加古川で駅から降りて漕艇場まで歩いていったのですが、雰囲気がエモかったです。のんびりとした感じで自然が多く、匂いも良く、また川についてからは、高い建物が少なく空が広いため、そこで僕はチルエモマックスの気分を味わっていました。一日目は僕たちのクルー写楽は、人が足りないため、練習をせずに、銭湯(みとろ壮)に行きました。みんなでハイエースにのって移動するのも(ドライブ)、みんなで銭湯に行くのも、普段はしないことばっかりで、非日常ばっかりでチルエモマックスでした。楽しかったです。
(チルいとは、僕も正しく使えてるか分かりませんが、静かに感情が高ぶることだと僕は思っています。)
そして、その日は農村環境改善センターの、体育館でみんなで布団を広げて眠ったのですが、チルエモマックスでした。
みとろ壮のクレーンゲームでとったスライム
そして11/1(金)、予選の日がやってきました。本番前のアップでは一時間くらいを通して、漕ぎはだんだん良くなっていきました。そしてレース本番。僕はスタートが苦手でした。
スタート前のキャッチ姿勢、アテンションの号令、振り下ろされる旗。レースが始まってしまいました。意外にもスタートでは出ることができました。しかし、それが僕に余裕をもたらしたのかどうかは分かりません。僕は今世紀最大の腕漕ぎローイングをしていました。「やばい、足で押さなきゃ、このままじゃ腕パンしてしまう!」と頭では思いながらも、全然、自分の漕ぎを改善させることができませんでした。開始300メートルくらいで腹切りもしました。400、500メートルくらいで僕の腕漕ぎローイングは腕パンローイングに進化を遂げ、腕がパンパンになり、水を押す力が無くなってしまいました。僕は船を進めているのは、奥田とヤマディーさんと佐成だけだと思っていました。しかし、僕がそんなだめだめな漕ぎをしていても、なぜか僕たちのクルーは4クルー中トップを進んでいました。そして、スパートでレート2枚上げ、MAXに入ったとき、自分は2、3回腹を切り、また、神戸大学が差を詰めてきていましたが、なんとか1位でゴールすることができました。
レース終了後、僕は、自分がぜんぜんこげなかったこと、自分があと1回腹を切っていたら、神戸大学に抜かれていたかもしれないことを考え、しばらく恐怖を感じていました。
準決勝では、予選のようなだめだめな漕ぎから脱却することができました。
1300メートル以降は微妙だったものの、それまでは腕ではなく、わりと足で押すことができ、ほどほど良い漕ぎをすることができました。そして僕たちは4クルー中2位になり、Aファイナルに進むことができました。自分たちがAファイナルに進めたことにすごいびっくりしたのと、嬉しかったのと、安心した気持ちがありました。
秋季最終日Aファイナルでは、順当に行って4クルー中4位のため、心に占める緊張の要素は大分少なくなっていました。そしてその緊張が少なくなったことにより、自分のベストの漕ぎが出来るのではないかと考え、そしてそれによって上の3クルーとまともに勝負できるのではないかと考え、わくわくしていた部分もありました。実際アップでは、アウトハンドでぶらさがり、足の力でしっかり出力するけっこう良い漕ぎが出来ていました。
結果からいうと、僕たちは4位でした。しかし、自分では秋季中最も良い漕ぎが出来たと思っています。自分の技術不足で1700メートルずっと自分が理想とする漕ぎはできませんでしたが、最初の方は、アウトハンドでぶら下がって足でしっかり出力するという自分が理想とする漕ぎをすることができました。また、状況を良くしようと、しっかり声を出せたのも良かったです。
京都レガッタの時の写楽の蹴り出し時の写真 好き
僕は中学では剣道、高校ではバドミントンをしていましたが、強くなく試合では全然勝つことができませんでした。ボート部に入ったのは何か運動部で強くなって試合に勝ちたい!という思いがあったのもあります。京都レガッタで最下位から二番目だったのも実は少し嬉しかったです。
秋季では4位という、これまでの僕にとってすればとても大きな勝ちを経験することができました。僕のなかには優勝したいという思いがリアルに出てくるようになりました。
ここで9月の半ばから1か月半程クルーとして練習してきた写楽は解散となりました。奥田とヤマディーさんと佐成と青山さんとたかおさんと岩田さんと濵口さんには、本当にありがとうございました。練習では奥田とヤマディーさんには艇上の出力不足で多大なる負担をかけてしまいました。青山さん、たかおさん、岩田さん、濱口さん、ヤマディーさんにはいろいろ指導してもらって本当にありがとうございました。
写楽メンバーでたかおさんの家でやった決起集会の鍋パ 楽しかった
そして5月から半年間僕たち新人を指導してくださった新人コーチの方々や一部の4回生の方々ともお別れになってしまいます。
新人コーチのみなさんありがとうございました。得に嬉しかったのはエルゴを引いてるときに応援してもらえたことです。新人コーチの期待に応えるため、しっかりと練習しようと思います。
多田さんはよく分からない僕にノリ良くフレンドリーに話しかけてもらってありがとうございました。嬉しかったです。
秋季が終わり、いろいろな別れがありましたが、それぞれがまた新たなステージで楽しく前に進んでいけることを願っています。(なんか綺麗な感じで終わってしまった。。。)
京大の秋季大会参加者でとった集合写真 某部員が生み出した無能ポーズ ポーズに不慣れな感じがする人と、安定感をもっている人がいることに気づき、おもしろかった