こんにちは、1回生漕手の丹羽崚仁です。
新型コロナ感染拡大が社会では大きな問題となっていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。皆様体調にはお気をつけください。
2月末には5月に行われる朝日レガッタに向けた選考が行われ、僕は3rd4+の整調を漕ぐことになりました。
実は僕は冬季練習の間ずっとエイトに乗って練習してきて、秋季の時もエイトに乗っていたので、5ヶ月以上エイトに乗ってきたことになります。2月末までエイトとシングルにしか乗ったことがなく、自称ですが最も乗ったことのある艇種の少ない1回生でした。
ところが、2月末からここ最近までに急に色々な艇に乗ることになりました。選考後はフォア、ペア、付きペア(洛次郎ですが…)に乗る機会がありました。この機会に多くの発見がありました。
まず、エイトは偉大でした。艇が小さくなればなるほどフラットをとることが本当に難しく、いかに安定した環境で漕がせてもらっていたのか、自分がフラットに鈍感になっていたのかを痛感しました。COXのありがたさをあらためて実感しました。ペアに乗った際に初めてラダーを切りながら漕ぐことになり、ラダーでの航路取りで精一杯で漕ぎに集中するどころではありませんでした。COXの皆さん日々ありがとうござます。また、整調の難しさを痛感しています。初めて整調で漕ぐことになったんですが、狙ったレートのところで一定のリズムで漕ぎ続けること、狙ったレートへの上げ方など日々苦戦しています。そんな中でも、的確にフィードバックをしてくれる同じクルーのメンバーやCOX、コーチの皆さんの存在は本当にありがたいです。これからもっと精進します。
最後に、個人的には一番意味のある発見だったことですが、ボートに対して新鮮な感覚を感じることができました。エイトは漕いでいる人数が多いこともあり、なかなか自分の動きがどのように艇に還元されているのかを感じることは、技術的にも未熟な僕にとってはなかなか難しいことでした。より小さい艇に乗ることで、自分の動きが艇に与えていること感じやすくなった気もします。ただ、艇が上手く進んでいるときに感じられるぐんぐん飛んでいくような爽快感は、他の艇種を漕いでいる期間が短すぎることもあるでしょうが、エイトに乗っていたときが一番感じることができた気がします。
こうした発見を忘れることなく、冬季で培ったものを表現しながらこれからの練習も頑張っていこうと思います。
丹羽崚仁
(最初の写真は百万遍の交差点から大文字を写したものです。こんなとこからも大文字がきれいに見えるんですね。新しい発見でした。)