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理系が思い付きを検証してみた。

自分が理系なのかわからなくなってきている今日この頃。

 

東村です。

今回は思い付きでいろいろなものを定式化してみようと思います。理系はなんでも数式に直して考えるのが大好きなのです。

 

1 近さの単位

遠さの単位は当然距離を表すメートル(m)ですね。メートルを使えば「○○は××のx倍遠い」という表現が容易にできます。しかし、近さに関してはそうはいきません。メートルでは「x分の一の距離である」という表現しかできないのです。そこで、近さの単位にできそうなのはメートルの逆数(m-1)です。これを使えば、例えば「ここから100mの場所は200mの場所より2倍近い」という表現ができます。差分の表現はあまりできませんがまあ良いとしましょう。同様のやり方で遅さの単位や軽さの単位などもつくることができます。

                                                   c=1/m                     (cは近さの単位、チーカ)

 

2 おかず能力

エッセンはとてもおいしいです。おかず能力も高いです。

おかず能力とは「おかずがどれだけ米に合うかを表す指標」です(僕が勝手にそう呼んでいます)。米の量が多いエッセンなどにおいては非常に重要になる指標です。「米にどれだけ合うか」を「米をどれだけ食べられるか」と言い換え、(食べられる米の量)(g)/(おかずの量)(g)という無次元量の単位はどうでしょうか? これは一見かなり実情を表しているように思えます。例えばカレー100gとからあげ100gで食べられる米の量を比べることでかなりおかず能力は表現できるような気がします。しかし、海苔という食品のためにこの単位系は崩壊します。海苔はご存知のように一枚当たりの重量が非常に軽い食品なので、この単位系では海苔が圧倒的最強のおかずということになってしまいます。さすがにこれでは不公平でしょう。おかずを体積で測ることにしたとしても同様の問題が発生します。全部海苔のせいだ。そこで、苦肉の策ではありますがおかずの値段当たりの食べられる米の値段を上記の無次元量から引くことにしましょう。これで純粋なおかず能力ではなくコスパも含めた値にはなりますが、おかずを比較的公平に評価することができるようになりました。

A=M/Mおかず+p/pおかず
(A…おかず能力, M…重量, p…価格)

今回はこのくらいにしようと思います。以上の議論から導かれる結論は「理系は面倒くさい」ということです。

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