更科です。
最近読書の習慣を再獲得しました。
小学生までは毎週県立図書館に通う本の虫だった私ですが、中学生になって部活が始まってからというもの、あまり読書をしてきませんでした。
一年に3冊も読めば上出来というくらいです。
そんな私に、勉強のノルマも部活もない久々の休暇が運ばれてきました。悔しくもコロナのおかげです。
もちろんどんなジャンルの本も好きっちゃ好きなんですが、その中でも圧倒的に食指が動くジャンルがあります。
ミステリです！
小さい頃はシャーロックホームズやルパン、怪人二十面相、○○名探偵(例: なんだかんだ名探偵)、マリア探偵社などなど児童向けのミステリの類を読み漁り、
小学校高学年には家にあった東野圭吾の予知夢を手に取り、ガリレオシリーズにどハマり。加賀シリーズや「秘密」などのシリーズでない作品も読みました。
そして中学生になり、運命の出会いを果たします！
アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」に出逢ったのです！
そこからはもうずっとクリスティが好きで好きで、でも読む時間があまりなくて……
なので今！まさに！クリスティの本を興味がある順に買いまくり、読み漁っているのです。
前置きが長くなりました。
ということで、今回は最近読んだ私的アガサクリスティおすすめ3冊をお教えします。
(有名すぎるABC、オリエント急行、そして誰もいなくなったは省いてあります)
みんな読んだらためになるよ！！ではなく、みんな読んで私のクリスティ仲間になってね！！という目論見です😏
第3位
スタイルズ荘の怪事件
この作品はクリスティの有名どころに比べると地味な事件を取り上げたものなんですが、それなのに犯人を当てるのが難しい！犯人を当てる自信がある方は是非、エルキュールポアロと謎解きをしてみてください。
第2位
ゼロ時間へ
この作品の他と大きく異なる点は、本命の殺人が起こるまでに長い時間を要することです。登場人物の関係性、日常を細かに魅力的に説明した後、ほら、今まで説明してきたことを手がかりに解いてご覧、と言うかのように殺人が起こります。推理好きにはたまらない展開です。
第1位
アクロイド殺し
今まで読んだミステリの中で圧倒的に一番好きな作品です。犯人が最高！アクロイド殺しをお勧めするどのサイトにも書いてあることですが、この作品に関してはネットであまり調べない方がいいです。結末を知ってしまうと楽しみが8割減するような作品なので。
ここまで書いてきましたが、実は私、クリスティの薄めの本から順に読んでいるので、まだ「ナイルに死す」と「予告殺人」という大物を読んでおりません。クリスティマニアの方々の論評を参考にすると、この2冊はおすすめ3冊に確実に入ってくる模様なので、順位はこれからも変動し続けると思います。
ごめんなさい…
というわけで、興味と時間がある方は、是非ここまでで挙げたクリスティ作品のうち一つでも読んでくださると嬉しいです〜