皆さんこんにちは、2回生漕手の丹羽崚仁です
緊急事態宣言延長されてしまいましたね。ボート漕ぎたい…。今のところ部の活動は少人数での京都練ですが、公園でトレーニングをするため他の公園利用者の方もいらっしゃるわけで、先日は円になって背筋をしていたところ男の子が寄ってきて地面に這いつくばる僕たちを不思議そうに見つめていました。少し恥ずかった…
コロナ禍にありつつもスポーツが止まらないのは観る派の僕としてはとてもうれしく思います。近いイベントだと2月8日の朝にスーパーボウルがありますね!!昨年は当日に試合を見れなかったんですが、とある上回生Kさんが結果を合宿所で話しているところを事故的に聞いてしまい録画を見るときの楽しみが半減してしまいましたが、今年はライブで見るつもりなのでその心配もなさそうです。皆さんも是非観戦してみてください!!
雑談が長くなりました。年明けから随分経ってしましましたが、ここで今シーズンの自分のボート部での目標について話したいと思います。年明けからまともな練習もできないうちに瀬田での練習が禁止されてしまったこともあり、ボートから離れている期間が2ヶ月に届きそうなので、モチベーションの確認もかねて文字化してみることにしました。
少し昨年の振り返りをします。昨年は漕ぎの技術的なものとインカレ、東大戦と大きく3つの目標を掲げました。東大戦の1stクルーで勝利することは達成できうれしかったですがその他2つは半分ほどしか達成できませんでした。全体の達成率をパーセンテージにすると60%ぐらいというところでしょうか。そこまで背伸びしすぎない目標であったと思っているのでぼちぼちな達成率だったと思います。個人的に悔しかったのはシーズン最終戦となった東大戦で妥協した漕ぎになってしまったことです。
昨年の経験から今年の僕の目標は「楽しむ」ことです。決して楽をするというわけではなく、自分が楽しいと思うことだけをするというわけでありません。自分がその時その時で置かれている環境の中で最大限楽しみながらボートをするという意味で「楽しむ」ことにしました。
僕は多くのボート部員と同じく大学からボートを始めました。色々とボート部に入部した理由はありますがその理由の一つは「何が何でも上に行ってやる」という自分に足りない気概をここでなら得られると思ったからです。特に昨年は朝日レ、京都レ、インカレ、東大戦とそれぞれで選考があったこともあり自分でも意識的にその気概を持ち臨んでみました。高校時代に全国レベルの舞台で勝負をしている同級生を見て自分との大きな違いはそこなのではないかと思いこれを求めたわけですが、意識的に持ってみた結果あまり好ましいものでもないと思うに至りました。決して不要なものではないと思いますが、自分の精神の多くをこれに割くことは周囲との亀裂を導き不必要に精神を疲弊させるもののように感じました。
そこで、今年は大きく方向転換し「楽しむ」ことを目指したいと思います。個人的な考えですが、同じメニューをこなすならばどうせなら楽しめた方が肉体的にもメンタル的にもその練習の効果は上がると思っています。メンタル的にも楽しい方がやる気も出ますしね。これまでの練習でも自分のイメージを自分の身体の動きに上手く落とし込むことができ、それが艇を進める上でポジティブに働いていると感じれたときはとても楽しかったし、色々と試行錯誤しながら自分の型を追究しているときも楽しみながら上達できている実感がありました。
特に東大戦のクルーは僕が今まで乗ってきた艇の中で一番漕いでいて楽しかったですし、技術的にも大きく進歩できた充実した時間を過ごすことができました。
特に昨年はプレッシャーがかかる場面でその場の雰囲気に飲まれてパフォーマンスが落ちることが多かったので、その場の雰囲気を楽しめるくらいのメンタリティーも持っていきたいです。その意味でも「楽しむ」ことを大事にしていきたいと思います。
おそらく今年も長い期間活動が制限されるものと思われますが、自分のボート技術向上を常に目指しつつ「楽しむ」ことを忘れずに頑張っていきたいと思います。気づけばもう3回生ですしね。