こんにちは、2回生漕手の奥田林太朗です。このたび、第77回東大戦対校8+Infinityのクルー紹介を担当させていただくことになりました。
クルー紹介を書くのは今回が初めてでして、以前はなんとなく面倒くさそうという理由で執筆を忌避していたのですが、同期の小川が書いているのを見て思ったより楽しそうだったので立候補しました。恐らく他にも書きたかった人がいると思うのですが、言ったもの勝ちみたいになってしまいなし崩し的に僕に決まってしまいました。僭越ですが精一杯書き上げます。
個々のクルーの紹介の前に、Infinity全体について少しばかり。パンフレット等東大戦関連の情報を見ると分かると思いますが、当クルーは医学部から2人の漕手を借りるという形での出場となります。朝日レ前の怪我による立て続けの離脱を経験すると、医学部から2人借りたところでエイトでまともな練習を続けることができるだろうか、という不安も少しありました。できましたね。朝日レ後の結成から大きな離脱ゼロでここまで来れたのは、確実に一つの成長と言えると思います。その他にも、数々の成長を重ねて現在に至りますので、皆様の期待に応える力は十分持っていると確信しています。
京大の連敗を止める対校8+の面々を、紹介していきます。
S 後藤暉貴
秋季優勝エイトの整調が帰ってきました。正確無比なリズムキープ力で京大を勝利に導きます。彼は何となく器用というか、漕ぎのあらゆる面を満遍なく高水準に持ってくることができるバランス型だと思っています。ちなみに、「女子スタッフに『かわいい』と言われている」とイジられ過ぎて、もはや女子もかわいいなんて言ってません。残念だったね。そういうところもかわいいね。合宿所ではかなり寝心地の良い布団を使っていて、僕もよくお世話になっています。いつか僕に譲ってくれると信じています。
7 奥田林太朗
筆者です。このクルーで唯一全学の対校に乗った経験がありますが、まだまだ漕ぎは発展途上ですし自分が何者かになれたとも思っていないので、特にプレッシャーも感じていません。できることは最大限やってきたつもりです。クルーの雰囲気が悪くなった時に、おどけることで何とか場を温めようとしますが、だいたいは冷たい視線で逆に場を冷やしてしまいます。みんなごめんね。
6 鴻上智哉
僕と同じ法学部なので勝手に仲間意識を持っていますが、たまに突き放してきます。まあ、多分彼も僕に対して同じ感情を抱いているでしょう。彼のすごいところは、「何も考えずに漕いでいる時間」が極端に少ないところで、乗艇後mtgでは毎回有益なフィードバックをくれます。そんな一面とは打って変わって、私生活では脳を使用することなく発言することが多々あります。でもそれをイジりすぎると悲しそうな顔をします。ずるいと思います。
5 岡訓平
僕が今まで会った中で初めての「ぱ行」を名前に有する人間です。貴重な存在ですね。クルー結成当初、僕といっぱい喋ってくれたので全学ー医学部の壁を速やかに取り払うことができました。馬淵(もう一人の医学部、後述)は全然喋らんかった。mtgでも医学部なりの新しい視点をくれてとても勉強になりました。ロージャケには「くんくん」と命名されてましたが、せっかくのぱ行を使わないなんてセンスがないなと思いました。
4 原颯太郎
やってまいりました、我らのアイドルはらそう。いや、冗談でもこいつをアイドルと呼ぶのは本職の方々に失礼か。クルーキャップですが、その役職に留まらないほどクルーに貢献してくれています。乗艇前後のmtgでの気を引き締める一言だけでなく、水上では積極的に声を出してくれるので、クルーの精神的支柱になっています。時間に遅れたり物忘れしたりすることは多いですが、悪気が無いのは分かっているので咎めるに咎めれない、人柄を武器に生きている人間です(褒めてる)。
3 大濱一樹
乗艇中はあまり喋らないけど喋ったら声がデカいので存在感が半端ないです。でも最近は普通の声でいっぱい喋ってくれるようになりました。自分が1番下手だ、と信じて疑わない彼は、その底なしの向上心こそが彼自身の最大の強みだと分かっているのでしょうか。事実、彼の漕ぎは結成当初に比べて見違えて良くなったと思います。あと、びっくりするくらいツボが浅いです。何でも笑ってくれる彼と一緒にいると、自分のお笑いスキルが低下していくのが分かります。
2 槇本凱斗
怪我を経て、シングルを経て、リカバリーを極めに極めた彼が2番に乗ってくれます。一時は久しぶりのスイープながらも整調に乗り、他7人にハンズセットのリズムとシートのゆったり感を叩き込んでくれました。苦しい期間でしたが、あれが無ければその後の成長は無かったと言い切れます。もし何らかの理由で艇に急ブレーキがかかっても、その圧倒的な胸毛で前8人をファサっと受け止めてくれます。馬渕(Bに乗る医学部、後述)は自分で何とかしてください。
B 馬渕立基
バウに最適な、安定していて綺麗な漕ぎの持ち主です。ちゃっかりエルゴも回ります。筋骨隆々な彼は体脂肪率高めの我がクルーにおいて希望の星ですが、実は入部時、体重が90kgあったらしいです。どんなチートを使ったのか、是非我々に教えてください。物静かな性格で、mtgで喋ったのを見たのは記憶にある限りで2回です。彼にとってmtgとは何なのでしょうか。喋らない分会話によるカロリー消費が少ないはずなのに、なぜ筋骨隆々なのでしょうか。どんなチートを使っt(以下略)
C 井澤快生
僕は個人的に乗艇中喋り続けてくれるcoxが好みなのですが、それにぴったり当てはまるのが彼です。声が良く、心優しいで評判な彼は、ラダーやコマンドの技術も着実に成長させてきました。漕手の熱気に呼応して彼のテンションも徐々に上がっていくのが僕は大好きです。そんな彼は「寝言がうるさい」で有名なのですが、どうやら東大さんのcoxも同様の症状を患っているようです。やはりここまで歴史ある対抗戦のcoxともなれば感じるプレッシャーも大きいのでしょうか。いつもありがとう。三四郎の皆さんも、重留くんに感謝した方がいいですよ。
コーチの紹介です。
社会人コーチ 小河正之 さん
コンサル企業に勤め、世界中のビジネスを相手に仕事をするなんかすごい人です。コンサルは激務、とよく聞くんですが、なんで毎週末滋賀に来れるんですか。なんか代漕もしてたし。現役時はストサイでしたが、バウサイも漕げるらしいです。Tech練の引き出しが多く、漕ぎに関する様々な課題に対して逐一それに見合った対処法を提案してくれます。大学卒業後も社会人としてローイングをしていたのに加え、コーチ歴も長いので、すべての主張に明確な根拠を付随させて提示してくれ、漕手の側もたくさんの知識を獲得することができました。
学生コーチ 井上陽平 さん
可愛らしくて優しそうなお顔とは裏腹に、いかついバイクを乗り回すギャップ萌えの権化みたいな元coxのコーチです。当然ながら口も悪いです。早朝練前にクルーで集まってアップをしていたら、そこにバイクで突っ込んできました。数週間後に思い出話として彼にこの話をしたら、手を叩いて笑っていました。サイコパスなのでしょうか。予定がある日でも平日の早朝練に来ていただいて、陸上からの漕ぎのフィードバックをたくさんいただきました。また、cox経験の浅い井澤にラダーやコマンドの技術を伝授していただきました。本当にありがたい。
学生コーチ 宮崎翔 さん
僕らの代の新人コーチが戻ってきてくれました!宮崎さんもお忙しい中、何度も何度も練習に来ていただきました。僕らの新人期であった4か月間を見てくれたということもあって、僕らに対する理解度がとても深かったと思います。一人ひとりの漕ぎの癖を見抜き、たくさんのアドバイスをいただきました。彼は生粋の関西人なので、鋭いツッコミも魅力ですね。何かボケたら必ずしっかり突っ込んでくれるという安心感があります。代漕にも何度か乗っていただきましたが、エントリーもツッコミぐらい鋭かったです。
クルサポの紹介です。
勝岡莉子 (2)
栄養管理部門の星であり、新歓ではすき焼きお姉さんとして数々の新入生を虜にしたかりこが朝日レに引き続きクルサポをしてくれています。朝日レのクルー紹介でも書かれていましたが、モーションビデオを再生リストにまとめてくれるのが本当にありがたい。その再生リストに毎回添えられる労いの言葉も疲れた身体と心に沁みました。改めて思ったんですが、「かりこ」っていうあだ名って本当に謎ですよね。ちなみに由来としてはかつお「かりこ」ではなく「か」つおか「りこ」らしいです。あれ、逆だったっけ?まあどっちでもいいか。
木村和俊 (2)
彼も僕や鴻上と同じ法学部です。ただ彼は、司法試験を目指している「真の」法学部なので、同じ、なんて言葉で肩を組むことはできません。勉強やバイトで忙しそうにしていて、なんか普通の大学生みたいでかっこいいなと思います。忙しいのに動画もたくさん取りに来てくれました。最近よく一緒にジムに行ってウェイトをするのですが、腕立ては僕よりできます。僕が弱いのもありますが、どうやら高校時代にバスケ部で鍛えまくってたらしく、漕手に転向するのも時間の問題だと密かに思っています。
山崎和花 (2)
高校時代は放送部だったのんちゃんは、東大戦では司会をやってくれるそうです。朝日レでの配信実況はべた褒めだったらしいので、東大戦の司会もかなり期待できますね。個人的には、合唱の経験がありお歌が上手な彼女に開会式で君が代を独唱してほしいと思っています。のんちゃんも勉強や東大戦の準備で忙しいのにクルサポに何回も来てくれました。先ほど原颯太郎の紹介に物忘れについて書きましたが、のんちゃんは彼に次いで謎の忘れ物をしている印象があります。そのうち空き巣にでも入られるんじゃないかと心配です。
この1か月は、「クルーとしての成長」を感じることができたとても濃い1か月でした。頼りになるコーチ陣の指導とスタッフのサポートの下、足りない部分を明確に提示し、対処法を見出し、一つ一つ丁寧に改善して全体の質を上げていく。この簡単なようで難しいプロセスを繰り返すという、京大ボート部の強みを大いに実感できたと感じています。そしてそのプロセスを着実に実行できるからこそ、僕たちは強いのです。
何が何でも勝ちます。これまでの連敗を吹っ飛ばし、後輩に連勝のチャンスを渡し、監督に飯を奢ってもらうために。
応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
